今日は「個人事業税」についてです
個人事業をを行っている場合には
法人と同じように都道府県が課税する事業税があります
個人事業税についてはこちらをご確認下さい
個人事業税
<税率>
事業の内容によって税率が違いますが
大きく分けると2つに分類されます
■一般的な事業 ⇒ 5%
■特別な事業 ⇒3%、4%
普通は5%と覚えておいて問題ないと思います
<税金の計算>
こちらも間単に説明します
■不動産、事業などの所得(利益)から
■青色申告特別控除を加算する(10万、65万)
所得税で差し引いていたので
事業税を計算するときは考慮されません
■前年以前分の赤字があれば相殺する
■事業主控除(290万円)を控除する
上記金額を差引きしたあとの金額に税率を乗じます
【例】
個人で八百屋をやっています
そこで計算した所得(利益)が700万円出ました
これは所得税の青色申告特別控除を控除(65万円)した後の金額です
過年度の赤字はありません
700万円+65万円-290万円=475万円
事業税は、475万円×5%=237,500円となります
<納税>
納付は都道府県から納税通知書が送られてきます
■原則的には8月、11月に納付です
例えば、20年分の確定申告を21年3月15日に申告しました
そして、21年分の事業税が21年8月、11月に納付となります
地方税は時期がずれるのが気持ち悪いですね
20年が大きく黒字で多額の事業税が発生し
21年になり事業を縮小して利益が下がっても
20年分の利益に対して課税されているので
負担が大きくなることもあります
資金繰りの計算に入れておきましょう!!
<経理処理>
■支払ったときの必要経費に算入できます
法人と同じ取扱ですね
前年分の所得を見て事業税が課税されていないか
確認は必要ですね!
この税金は意外と忘れがちです
法人税の税率は高すぎる(約40%)と言われますが
個人の税金も高いですよね
個人事業やっていれば最高で
所得税40%+住民税10%+事業税5%=55%
率だけで考えると法人のほうが断然有利に思います
私も独立したら税金は55%もとられるのか(^_^)v
手取りは利益の45%・・・・・・
悔しいです!!(TωT)
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